6月16日の日記

2004年6月16日 コラム
ゲーム内で赤狩りをする目的は何であろうか
・個人的な確執に寄るものか
・利益を目的としたものか

前者は個人的な感情が介在するため、背後にある起因は定かでは無いが
後者は利益という物質的欲望から行う場合がある。
今回の問題となるのは後者だ。赤狩りに理由を聞いたときに「そこに赤が
いるからだ」と言ったサイトがあった。そこには理もあれば、反響もあったが
一種の波紋を呼んだことは事実だ。
そのサイトを読むと赤狩りで利益を得た報告が書き連ねて、喧伝をおこなっていて、さもあたかも「赤狩り=莫大な資産」というアメリカンドリームと受け取った人がいても、なんら不自然な事ではなかった。

フィールド上に赤ネームのキャラが歩いていたら、どうするだろうか。
殺そうとするか、気にしないか、大きく対応が分かれるところとなる。

では、フィールド上で赤ネームと斬り合いをしている場面に遭遇した場合、どのような行動パターンが存在するだろうか。殺そうとするか、気にしないかそれだけでもその違いは大きく隔たりがある。
殺そうとする場合は、どちらの陣営を応援するかこれは駆け引きとなるが、個人的な感情が無い場合は、赤ネームを殺す陣営に協力するケースがある。

それは利益という物質的欲望を含んでいるため、感情に左右されないためだ。だが、それはときとして第二幕を呼ぶ場合がある。

例えば、所属クランがPKを禁止している場合や、斬りかかった先のクランとの抗争に発展する場合だってあるということを、当の本人は心に留めていないことが多々あるということだ。

感情から発したものではなく、欲望から生まれた行動には一方的な行為という事で、他者からは卑下されることが多い。そして当の本人は理由もわからず、他者の批判を受けても、学習も学ぶことができない悲劇も存在する。

斬られている人を扶助する行為は、けして悪い事じゃない。
だが、当事者間にとってそれは部外者以外の何者でもないことを考慮しなければいけない。
それが例えば、一方に加勢をした場合に一方には味方と見られ、もう一方には敵と見なされることがある。
ならば両者に加勢をした場合、両者はどう考えるか。やはり部外者にはかわらないので、煙たがられるだけの場合もある。

個人の道徳観念や脳内思考に立ち入ることは気が滅入る。
ただ、周囲の反応として何が問題なのか明確にしておかなければ、その波紋はクランという団体を呑み込んでしまう事だってある。

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